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在宅ターミナルケア

残された余生は誰のものでもありません。
住み慣れた自宅において出来る限りサポートをさせて頂く事が我々の至上の喜びであり、残された時間が穏やかでかつ意味のあるものに出来るよう、医療と介護でチームを組んで多職種での連携を取り、ご本人・ご家族とともに「時間」を共有させて頂きます。

在宅ターミナルケアとは

人生の最後を考える

年齢を重ねるにつれ、自身の最後をどのように迎えるか。ということを考える機会がありませんか。日本人の死因1位はがんです。おおよそ4人に1人はがんでなくなっております。治療や延命措置、または緩和ケアやターミナルケアについて、ご本人自身やご家族と共に意思をすり合わせることが大切になります。ターミナルケアは、死までの時間がはっきりした段階で、死が訪れるときまでの日々を医療と介護がご本人やご家族と連携し、本人が少しでも穏やかに過ごすことができるようお手伝いいたします。最後は住み慣れた自宅で、家族や友人と共に生活し、最後の貴重な時間を安心して過ごすことが出来ます。

『在宅』であること

入院中におこなわれる点滴やリハビリ・検査・診察等の医療に加え、入浴や食事・トイレ・生活全般の介護は、在宅で出来ることも多くあります。こんなことまでしてくれるのかと驚かれることもしばしば。在宅医療・介護は本人や家族が「納得」と「満足」を目標にしいると考えております。

ターミナルケアの内容

ターミナルケア

ターミナルとは「終末期」を意味します。「自分」「親」「子供」の人生の終末期、病気の終末期が来た時、延命するか、残された時間を充実させるか。ターミナルケアはデリケートな決断から始まります。ターミナルケアは、人生の残り時間を自分らしく過ごし、満足して最期を迎えられるようにすることを目的とし、病気の症状などによる苦痛や不快感を緩和し、精神的な平穏や残された生活の充実を優先させるケアです。
ターミナルケアは主に「身体ケア」「精神的ケア」「社会的ケア」に分けられます。

身体ケア

毎日の生活において、食事・排泄・移動・更衣・清潔保持といった日常行為でストレスを感じないよう環境を整えることが大切です。訪問介護はご自宅へ訪問し、身の回りの介護をおこなうことにより、家族の負担軽減にもつながります。ブライトでは、24時間365日ケアプランにより訪問することが可能です。また、医療的ケアの資格を持った介護士が多数在籍しており、吸引や注入食にも対応いたしております。

精神的ケア

ベッドの周囲にできるだけ普段と変わらない環境を作り、リラックスできるようにしましょう。好きな音楽をかけたり、大切にしている物、思い出の品などを身近に置いたりして、本人にとって満足感のある空間を心掛けています。また、死に対する不安や心残りが大きくなりすぎないように家族や友人と過ごす時間を十分に作ることも重要です。そのためには死をタブー視せず、「不安や恐怖を拭い去ることは難しい」ということを理解して寄り添います。

社会的ケア

入院や介護による経済的な負担が、患者本人のプレッシャーになることもあります。
介護保険制度では原則一割負担で介護を受けることが出来ます。訪問介護はもちろん、ベットや車椅子などの介護用品のレンタルも介護保険を利用することが可能です。
責任ある立場、家族の大黒柱、家事全般を担っている人は、「職場に迷惑を掛けている」「家族に迷惑を掛けている」という思いに苦しむことがあります。心苦しいと同時に、職場・家庭での立場・役割の喪失も、不安感や孤独感となって襲いかかります。「自分なんかいてもいなくても関係ない」といったマイナス思考に陥らないよう、しっかりコミュニケーションを取っていきます。

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